――通称「ゆかり温泉」
ゆかり温泉を体験し終わった方々から「システムどうなってるの?」ということを度々聞かれましたので紹介したいと思います。
システムの動きとしては、
①体験者が部屋のドアを開ける
②ドアセンサ(部屋)で検知し、ゆかりさんの音声を再生
③体験者が浴室のドアを開ける
④ドアセンサ(浴室)で検知し、ゆかりさんの映像を再生
といった流れで動いてました。
ドアセンサについて
ドアセンサとして「測距センサ」を使いました。測距センサとは、センサから対象物までの距離を測定し、測定結果を距離に応じたした電圧(アナログ電圧、例えば10cmなら2.25V、80cmなら0.4V)を出力してくれるセンサです。
よくよく見ると・・・ |
こんなところにセンサが!何名かは気づかれてたようです |
システム構成について
センサからの電圧読み込みに「mbed KL46Zマイコンボード」(以降mbed)、映像・音声出力用に「Raspberry piコンピュータモジュール」(以降ラズパイ)を使用しました。
mbedはアナログ電圧を読み取り、ドアの開閉判断をさせています。「コンパレータでいいじゃん?」と思うかもしれませんが、現地で基準値変更する可能性があったのと、デバッグ用に電圧値見たかったのでmbed使いました。
ラズパイはmbedからドア開閉したという信号を受けて、音声・動画再生をさせています。このとき無線LAN経由でノートPCから正常に動作しているかモニタリングを行い、エラー時にはコマンド打ったりしていました。
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