2016年12月3日土曜日

へぇボタンをmbedで改造して任意SE鳴らせるようにしてみた

この記事はmbed adventカレンダー2016 3日目の記事です。

ある時へぇボタンの声をVOICEROID結月ゆかりさんに差し替えられない?と相談されまして、
それをmbed nucleo F303K8で作りました。
鳴ってる様子はこちら


へえボタンケースを追加工してmicroSDカードとロータリーディップスイッチ、音量調整用可変抵抗を取り付けています。


 ハード














回路図
















PDF版;https://drive.google.com/file/d/0B_nriOFsja6DNlRFazhraVllaFE/view?usp=sharing

・microSD
・スピーカー駆動用アンプ
・SE選択用ロータリーディップスイッチ
・へぇボタンについていたプッシュスイッチ信号横取り
・へぇボタン電源の単3電池4本
以上をmbed nucleoF303K8に接続して作り上げました。
改造というより中身ほぼ総取り替えですね(;´Д`)


初めてnucleoF303K8を使いましたが、、、注意して使わなければならないことにいくつかブチ当たりました。いずれもnucleoボードの回路図を注意して見ないとわからないことばかりでした。

まとめたツイート
https://twitter.com/i/moments/edit/804529900371591168

そのほかにも...
・電源をVINからではなく、+5Vから供給した場合、ST-Linkに電源供給されないためかResetがLに落ちっぱな状態になり動作しない
→ST-Linkからのリセット線の0Ωジャンパ外して引き出し、外部スイッチで接続・切り離しできるようにした
・ST-LinlとA7(PA2)はUART_TX、A0(PA0)はMCOとして接続されており、空きポートだと思って使うとトラブルの元になる→A0はSB17をカットして対応、A7は元々空きだったので痛い目見ず済んだ。
を作りました。

ソフト

https://developer.mbed.org/users/nameless129/code/F303_WAVPlayer/

実機のへぇボタン同様SEを連打して鳴らせたかったのとwavファイルの勉強兼ねて再生用ライブラリを作りました。
なるべく環境に依存する部分を組み込まないように作ったので他のPSoCやAVR等で使えるとはずですが、まだライブラリを独立させて試していないのでそれはまた近いうちに公開予定です。

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