VDO Ninja(旧名OBS Ninja)を使ったコラボ向け映像送信のやり方です。
Discordと違い自動的な画質の調整が入らず、高画質に映像を送ることができます。
ここではOBS 26.02とLuppet2.0.3、Google Chromeバージョン89.0.4389.90を使ったやり方を載せていますが、Luppetを他のアプリにすることも可能です。
送信側の準備
1.送信用映像をOBSで準備します。OBSの仮想カメラ機能を開始します。
(仮想カメラ機能は最近のアップデートで実装された機能なので、仮想カメラがない方はOBSを更新しましょう)
2.GoogleChromeでhttps://obs.ninja/にアクセスします。
”Add your Camera to OBS”をクリック。
3.カメラとマイクの許可を求めるウィンドウが出るので許可をクリックします。
-2021.07.17追記- Macユーザーの方はOSの設定も合わせて変更してください。
"『画面収録』の設定方法”をご覧頂き、お使いのブラウザを許可するよう設定してください。https://moji-seikatsu.net/2021/04/03/macdiscord/
"『画面収録』の設定方法”をご覧頂き、お使いのブラウザを許可するよう設定してください。https://moji-seikatsu.net/2021/04/03/macdiscord/
4.Video Sourceに「OBS Virtual Camera」を選択。右の歯車アイコンをクリックすると品質が選べるようになるので、プレビュー映像が表示されてからBalancedを選びましょう。(表示される前では適切な解像度が設定されません。。。)解像度は1280x720になります。
もっと高画質が良い場合はMax Resolutionで1920x1080、解像度小さくても良い場合はSmooth and Coolで640x480になります。
Audio Sourceは一緒に音声を送る場合は自分のマイクを選択します。Discordを使う場合はNo Audioを選択します。
最後にSTARTをクリックして送信を開始します。
5.送信中の画面になりました。ページ上部の共有用のアドレスを相手に送りましょう。
共有用のアドレスは開始するたびにランダムで生成されます。
受信側の準備
1.OBSのブラウザソースを追加します。
URLは共有用のアドレスと、末尾に&bitrate=3000を付けます。ビットレートの指定なので動きが少ない場合は1000、動きが多くブロックノイズが出る場合は5000と調整しましょう。下の幅と高さは1280,720を入力します。
2.OBSに受信した映像が表示されます。通常の映像と同じようにクロマキーで抜いて、配信用の画面を作成しましょう。
手順は以上です。
不明な点があればコメントなりtwitterで聞いていただければ対応できるかもしれません。
3 件のコメント :
はじめまして。わかりやすく、とても参考になる記事、ありがとうございます。
記事とは少しズレますが、知っていれば教えてください。
MacでOBS ninja & Studio を使っているのですが、複数人で収録する際に、
Ninjaの方で、Studioの画面を共有したいのですが、Ninjaの画面共有を押しても、
画面全体&アプリが反映されません。ブラウザの方は、共有できます。
Macを使っている人で、同じことが起こっているため、
何かご存知であれば、教えてもらえると助かります。
こんにちは。Macユーザーではないため推測になりますがOSの設定に制限かかっているかもしれません。
こちらのページの”『画面収録』の設定方法”をご覧頂き、お使いのブラウザが許可されているか確認してみてはいかがでしょうか?
https://moji-seikatsu.net/2021/04/03/macdiscord/
また、Mac版のOBS Studio最新版にも仮想カメラ機能はあるようです。そちらを使えばこのブログで紹介している方法と同じ手法でできるため、OBS Studioの画面をOBS Ninjaに送れるようになるかと思います。
返信ありがとうございます。
リンク先の記事で解決しました。困っていたので、本当に助かりました。
ありがとうございました。
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