2014年7月18日金曜日

コマンドラインからARMマイコンへプログラム書き込み

LPCXpresso LPC1769はmbed LPC1768の互換ボードとして使えるわけですが、ちょっと不便なのがD&Dによるバイナリ書き込みができない点です。
 一般的なのがLPCXpressoからバイナリ書き込みだと思います。
自前のmbed書き込みツールで対応させたいと考えましたが、コマンドプロンプトの引数書き込みには対応していないっぽいです。

そこで見つけたのがCoFlashです。
通常はGUIで操作できますが、引数指定による書き込みもできることが分かりました。

CooCox CoFlash Quick Start with command line
http://www.coocox.org/CoFlashGuide/CoFlash_QuickStartwithcommandline.htm

LPCXpresso LPC1769にLPC-Link2(CMSIS-DAPモード)で書き込む際の引数としてはこんな感じになります。

coflash.exe program LPC1769 "F:\UserLibrary\Desktop\flash.bin" --driver="C:\Program Files (x86)\CooCox\CoFlash\flash\LPC17xx_512.elf" --adapter-name=CMSIS-DAP -v=false

-vでベリファイを無効化していますが、オンラインコンパイラから落としてきたbinファイルではベリファイに必要な情報が入ってないっぽいため、無効化しています。

CoFlashによる書き込みに対応しているアダプタは以下のとおりです。

CooCox ColinkEx, Colink
ARM CMSIS-DAP
Nuvoton Nulink
Olimex Olimex-OpenOCD
TI Stellaris-ICDI
KrisTech KT-Link
NGX NGX-USB-JTAG
Micromint picoJTAG
Amontec JTAGkey
100ask.net OpenJTAG
Holtek e-Link32
ST ST-Link
CoiNel CoiNel-CoLinkEx, CoiNel-USB-JTAG
RDSS ARLinkEx

この中でmbedに関連するとしたら、CMSIS-DAPとST-Linkくらいでしょうか。

近いうちにCoFlashの自動書き込みツールとしてmbed AutoTransferを対応させようかと思います。
オンラインコンパイラから落としてきたバイナリを自動で書き込むことができるようになります。
・・・あんまり需要ないような気もするけど(;´Д`)

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